エゾメシダがよく似ています。
●エゾメシダは①葉柄の鱗片が茶色っぽいです。 ②葉柄は赤っぽく、 葉身と同じくらいの長さのことが多いです。
ミヤマメシダ
黒い鱗片がチャームポイント
特徴
高山に生える代表的なシダの一つ。 葉は楕円形状で粗く切れ込み、 葉裏にカマ状に曲がった胞子のう群をつけます。 一番の特徴は、 葉柄につく鱗片が黒くて目立ち、 よくねじれることです。 名前は深山(みやま : 奥深い山のこと)に生えるメシダ科であることに由来します。
葉の長さ : 60~100cm
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 高山の明るい林縁や岩場
分布 : 北海道、 本州(鳥取以東)、 朝鮮、 中国
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
