イネカメムシ

イネが好き(すき)な白い(しろい)ヘリがあるカメムシ

黄白(こうはく)色(しょく)の体(からだ)に点々(てんてん)がたくさんある。
写真(しゃしん) / 2019.6.21 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT
前(ぜん)胸(むね)や小楯(こだて)板(いた)(しょうじゅんばん)に黒点(こくてん)、体(からだ)の両側(りょうがわ)の白い(しろい)ヘリは狭い(せまい)。
写真(しゃしん) / 2021.1.26 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT
朽ち木(くちき)の下(した)で越冬(えっとう)中(ちゅう)。
写真(しゃしん) / 2024.3.13 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT
終齢(しゅうれい)幼虫(ようちゅう)。
写真(しゃしん) / 2016.9.17 千葉(ちば)県(けん)佐倉(さくら)市(し) MasakoT
終齢(しゅうれい)幼虫(ようちゅう)。
写真(しゃしん) / 2022.10.11 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT

特徴(とくちょう)

体(からだ)の両側(りょうがわ)に白い(しろい)ヘリがあるイネ科(か)植物(しょくぶつ)で見(み)られるカメムシ。７月(しちがつ)頃(ごろ)田んぼ(たんぼ)に現れ(あらわれ)、イネの穂(ほ)を吸い(すい)、斑点(はんてん)米(まい)になることがあります。
　　
大き(おおき)さ : 体長(たいちょう)12～13mm
食べ物(たべもの) : 幼虫(ようちゅう)、成虫(せいちゅう)ともにイネ科(か)植物(しょくぶつ)の汁(しる)
成虫(せいちゅう)が見(み)られる時期(じき) : 7～10月(つき)(成虫(せいちゅう)越冬(えっとう))
分布(ぶんぷ) : 本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)、南西諸島(なんせいしょとう)

※正確(せいかく)な種(しゅ)の判定(はんてい)は、形態(けいたい)を細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。

似(に)た仲間(なかま)との見分け(みわけ)方(かた)

シロヘリカメムシに似(に)ています。
イネカメムシは、頭部(とうぶ)の側(がわ)葉(は)の左右(さゆう)が接し(せっし)ておらず、角(かく)ばって見え(みえ)ます。体(からだ)の両側(りょうがわ)の白い(しろい)ヘリは狭い(せまい)です。
シロヘリカメムシは、頭部(とうぶ)の側(がわ)葉(は)が接し(せっし)ており、とがって見え(みえ)ます。体(からだ)の両側(りょうがわ)の白い(しろい)ヘリは広い(ひろい)です。