シロヘリカメムシ

クリーム色(しょく)のへりがあるカメムシ

体(からだ)の両側(りょうがわ)にある黄白(こうはく)色(しょく)のヘリが目立つ(めだつ)。
ササ類(るい)の葉(は)の上(うえ)にとまっている。
写真(しゃしん) / 2021.5.23 千葉(ちば)県(けん)習志野(ならしの)市(し) MasakoT
後(ご)に向かっ(むかっ)て狭まる(せばまる)体形(たいけい)。
写真(しゃしん) / 2020.4.19 千葉(ちば)県(けん)習志野(ならしの)市(し) MasakoT
前(ぜん)ばねは長く(ながく)、腹部(ふくぶ)を越える(こえる)。
写真(しゃしん) / 2021.5.8 千葉(ちば)県(けん)習志野(ならしの)市(し) MasakoT
頭部(とうぶ)は三角形(さんかっけい)に見える(みえる)。
写真(しゃしん) / 2018.4.21 千葉(ちば)県(けん)佐倉(さくら)市(し) MasakoT
成虫(せいちゅう)で冬(ふゆ)を越す(こす)。
写真(しゃしん) / 2024.1.29 千葉(ちば)県(けん)習志野(ならしの)市(し) MasakoT
裏面(りめん)。
写真(しゃしん) / 2024.1.29 千葉(ちば)県(けん)習志野(ならしの)市(し) MasakoT
終齢(しゅうれい)幼虫(ようちゅう)。体(からだ)の両側(りょうがわ)の白い(しろい)ヘリがくっきり。
写真(しゃしん) / 2013.7.23 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT

特徴(とくちょう)

薄茶(うすちゃ)色(しょく)で、体(からだ)の両側(りょうがわ)にクリーム色(しょく)のヘリがあるカメムシ。林(はやし)縁(えん)やササ類(るい)の葉(は)の上(うえ)などで、普通(ふつう)に見(み)られます。
　
大き(おおき)さ : 体長(たいちょう)10～15mm
食べ物(たべもの) : 幼虫(ようちゅう)、成虫(せいちゅう)ともにササ類(るい)の汁(しる)
成虫(せいちゅう)が見(み)られる時期(じき) : 4～12月(つき)(成虫(せいちゅう)越冬(えっとう))
分布(ぶんぷ) : 北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)

※正確(せいかく)な種(しゅ)の判定(はんてい)は、形態(けいたい)を細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。

似(に)た仲間(なかま)との見分け(みわけ)方(かた)

イネカメムシに似(に)ています。
イネカメムシは、頭部(とうぶ)の側(がわ)葉(は)の左右(さゆう)が接し(せっし)ておらず、角(かく)ばって見え(みえ)ます。体(からだ)の両側(りょうがわ)の白い(しろい)ヘリは狭い(せまい)です。
シロヘリカメムシは、頭部(とうぶ)の側(がわ)葉(は)が接し(せっし)ており、とがって見え(みえ)ます。体(からだ)の両側(りょうがわ)の白い(しろい)ヘリは広い(ひろい)です。