ウスバフユシャクに似ています。
ウスバフユシャクの方がクロテンフユシャクより少し早く現れます。
ウスバフユシャクは、 前ばねの線がゆるやかにカーブします。
クロテンフユシャクは、 前ばねの線がくの字に曲がっています。
クロテンフユシャク
はねに黒点がある普通にいるフユシャク
特徴
平地から山地まで普通に見られるフユシャクの仲間で、 都市部でも見られます。 オスははねがありますが、 メスははねがなく小さいです。 夜行性で明かりにやって来ます。 (MT)
大きさ : オス(開張)25~31mm メス(体長)9~11mm
食べ物 : 幼虫はクヌギ、 コナラなど様々な広葉樹の葉。 成虫は口が退化しており何も食べない。
成虫が見られる時期 : 12~3月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
似た仲間との見分け方
フユシャクとは
フユシャクとは秋の終わりから早春の寒い時期にあらわれるシャクガの仲間のことです。 日本国内には35種類ほど生息しており、 冬の間、 種類が入れ替わりながらあらわれます。 オスははねがありますが、 メスははねが退化して飛ぶことができず、 フェロモンを出してオスを呼びます。 多くの成虫は、 エサをとりません。