シモフリトゲエダシャク

「フユ」はつかないけどフユシャク

  • オス。 大型のフユシャクの仲間。
    写真 / 2023.1.9 千葉市稲毛区 MasakoT

  • オスの顔。 あしは黒白のまだら。
    写真 / 2023.1.9 千葉市稲毛区 MasakoT

  • オス。
    写真 / 2023.1.20 千葉県習志野市 MasakoT

  • メス。 短いはねをもち、 大きい。
    写真 / 2023.1.30 千葉市稲毛区 MasakoT

  • メス。 あしが長い。
    写真 / 2023.2.6 千葉市稲毛区 MasakoT

  • 幼虫。 シャクトリムシ。 いろいろな葉を食べる。
    写真 / 2022.4.17 千葉県習志野市 MasakoT

特徴

平地~山地で見られるフユシャクの仲間で、 都市部の公園でも見られます。 メスはフユシャクの中で最大級の大きさで、 短いはねをもちます。 夜行性で明かりに集まります。 (MT)
 
大きさ : オス(開張)34~48mm メス(体長)11~18mm
食べ物 : 幼虫は様々な広葉樹の葉。 成虫は口が退化しており何も食べない。
成虫が見られる時期 : 12~3月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

フユシャクとは

フユシャクとは秋の終わりから早春の寒い時期にあらわれるシャクガの仲間のことです。 日本国内には35種類ほど生息しており、 冬の間、 種類が入れ替わりながらあらわれます。 オスははねがありますが、 メスははねが退化して飛ぶことができず、 フェロモンを出してオスを呼びます。 多くの成虫は、 エサをとりません。

見られる散歩道