フユシャクとは秋の終わりから早春の寒い時期にあらわれるシャクガの仲間のことです。 日本国内には35種類ほど生息しており、 冬の間、 種類が入れ替わりながらあらわれます。 オスははねがありますが、 メスははねが退化して飛ぶことができず、 フェロモンを出してオスを呼びます。 多くの成虫は、 エサをとりません。
シモフリトゲエダシャク
「フユ」はつかないけどフユシャク
特徴
平地~山地で見られるフユシャクの仲間で、 都市部の公園でも見られます。 メスはフユシャクの中で最大級の大きさで、 短いはねをもちます。 夜行性で明かりに集まります。 (MT)
大きさ : オス(開張)34~48mm メス(体長)11~18mm
食べ物 : 幼虫は様々な広葉樹の葉。 成虫は口が退化しており何も食べない。
成虫が見られる時期 : 12~3月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。