クロシタアオイラガ

幼虫に触るとビビッと電気が走る!危険!

  • オス成虫。 黄緑色のはねに茶色の縁どり。
    写真 / 2017.6.17 千葉県船橋市 MasakoT

  • オス。 前ばねの基部のところに、 茶色の台形の紋。
    茶色の帯は一か所突出。
    写真 / 2017.6.17 千葉県船橋市 MasakoT

  • オスの顔。 オスの触角はくし歯状(メスは糸状)。
    写真 / 2024.5.5 千葉県習志野市 MasakoT

  • オス。 眼が大きくかわいい。
    写真 / 2024.5.5 千葉県習志野市 MasakoT

  • オス。 明かりにやって来る。
    写真 / 2024.5.5 千葉県習志野市 MasakoT

  • 幼虫。 トゲがある突起がある。
    写真 / 2012.7.24 千葉市若葉区 MasakoT

  • 繭。 これは繭が少し欠けている。
    繭の中の前蛹で越冬する。
    写真 / 2024.3.31 千葉県習志野市 MasakoT

特徴

イラガ科の仲間。 黄緑色の前ばねに茶色の縁どりがあります。 幼虫は葉裏に多く、 若齢のときは集団になり、 大きくなると分散していきます。 雑木林の他、 庭木や公園などで普通に見られます。
 
大きさ : 開張23~29mm
食べ物 : 幼虫は様々な広葉樹の葉
成虫が見られる時期 : 5~6月 8~9月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

注意点

幼虫は体の表面に毒のある毛をもちます。 「イラムシ」「デンキムシ」と呼ばれ、 幼虫に刺された瞬間、 電気が走ったような痛みがあります。 皮膚炎、 腫れ、 痛みを生じますので、 絶対に触らないようにしてください。 刺された場合は、 粘着テープで毛を取り除き、 流水で洗い流してください。 症状が長引くことは少ないです。

見られる散歩道