21世紀の森と広場
キクスイカミキリ
胸の赤い紋がチャームポイント
特徴
キク科植物で見られる、 体が黒く、 前胸に赤い紋がある小さなカミキリムシ。 メスは産卵のために、 茎の先端2か所の周囲をぐるりとかじるため、 先端部に水分が届かなくなり、 しおれてしまいます。 幼虫は夏に根に入り蛹になり羽化して成虫になります。 成虫は根の中で越冬し、 翌春に現れます。
大きさ : 体長6~9mm
食べ物 : 幼虫はヨモギ、 キクなどのキク科植物の茎の内部
成虫が見られる時期 : 4~7月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。