キャラハゴケ

キャラボクに似(に)ている？？？

林内(りんない)の土(ど)上(じょう)にて。
写真(しゃしん) / 2023.2.26 神奈川(かながわ)県(けん)横浜(よこはま)市(し) S.Ikeda
よく似(に)た名前(なまえ)のキャラボクゴケが同じ(おなじ)所(ところ)に生え(はえ)ていてコラボが実現(じつげん)。
写真(しゃしん) / 2023.2.26 神奈川(かながわ)県(けん)横浜(よこはま)市(し) S.Ikeda
茎(くき)は不規則(ふきそく)に枝分かれ(えだわかれ)する。
キャラボクよりはカヤやモミの方(ほう)が似る(にる)？
写真(しゃしん) / S.Ikeda
葉(は)は平たく(ひらたく)つく。
乾い(かわい)ても葉(は)先(さき)は伸び(のび)たまま。
写真(しゃしん) / S.Ikeda
1枚(まい)の葉(は)。長(なが)さ1~2.5mmほど。
左右(さゆう)は非(ひ)相称(そうしょう)。
写真(しゃしん) / S.Ikeda
葉(は)先(さき)付近(ふきん)。
小さい(ちいさい)けどはっきりした鋸歯(きょし)がある。
写真(しゃしん) / S.Ikeda
葉(は)身(み)細胞(さいぼう)は長(なが)さ40~80㎛ほど。
しばしば細胞(さいぼう)上端(じょうたん)に小さな(ちいさな)突起(とっき)がある。
写真(しゃしん) / S.Ikeda
葉(は)の基部(きぶ)には短い(みじかい)2本(ほん)の中(なか)肋(あばら)がある。
写真(しゃしん) / S.Ikeda

特徴(とくちょう)

主(おも)に林内(りんない)の地面(じめん)に生える(はえる)コケで、非常(ひじょう)に平たい(ひらたい)葉(は)をつけている姿(すがた)が独特(どくとく)です。名前(なまえ)は針葉樹(しんようじゅ)のキャラボクに由来(ゆらい)しますが、キャラボクは葉(は)を立体(りったい)的(てき)につけるので実際(じっさい)のところはあまり似(に)ていません。同じ(おなじ)名前(なまえ)の由来(ゆらい)のコケに、ホウオウゴケ科(か)のキャラボクゴケがいます。
　
大き(おおき)さ : 茎(くき)の長(なが)さ6cmになる
観察(かんさつ)の時期(じき) : 一年中(いちねんじゅう)
生育(せいいく)場所(ばしょ) : 林内(りんない)の土(ど)や岩(いわ)
分布(ぶんぷ) : 北海道(ほっかいどう)～琉球(りゅうきゅう)

※正確(せいかく)な種(しゅ)の判定(はんてい)は、形態(けいたい)を細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。