フクロシダ

袋につつまれた胞子のう群

  • 山地の岩場に生える。
    写真 / 2023.7 東京都 S.Ikeda

  • 根茎を直立させて葉を出す。
    日なたの葉は黄色っぽい。
    写真 / 2023.7 東京都 S.Ikeda

  • 羽片。
    短い毛が多い。
    写真 / 2023.7 東京都 S.Ikeda

  • 葉裏。
    胞子のう群はフチ寄りにつける。
    包膜(ほうまく)は袋状で独特。
    写真 / 2023.7 東京都 S.Ikeda

  • 葉は下ほど縮まる。
    写真 / 2023.7 東京都 S.Ikeda

  • 葉柄は短く、 関節はない。
    基部に茶色っぽい鱗片を多くつける。
    写真 / 2023.7 東京都 S.Ikeda

  • 崖によくたくさん生えている。
    写真 / 2021.9 東京都 S.Ikeda

特徴

イワデンダ類のシダで、 深山の絶壁でよく葉を垂らしています。 葉はイワデンダよりも深く切れ込み、 黄色っぽいことが多いです。 最大の特徴は、 葉裏の胞子のう群を覆う包膜が袋のように膨らんでいること。 葉柄は短く、 茶色の鱗片を多くつけます。
 
葉の長さ : 20~40cm
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 山地の岩場
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州、 朝鮮、 中国、 極東ロシア

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

Language Settings

Select display language

Select audio language

Notes:
Some walking routes may also offer voice guides in other languages.
If a voice guide is not available in your selected language, it will be provided in Japanese or English.