フクロシダ
袋につつまれた胞子のう群
特徴
イワデンダ類のシダで、 深山の絶壁でよく葉を垂らしています。 葉はイワデンダよりも深く切れ込み、 黄色っぽいことが多いです。 最大の特徴は、 葉裏の胞子のう群を覆う包膜が袋のように膨らんでいること。 葉柄は短く、 茶色の鱗片を多くつけます。
葉の長さ : 20~40cm
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 山地の岩場
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州、 朝鮮、 中国、 極東ロシア
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
