(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん)

フクジュソウ

()だまりの暖か(あたたか)さで(むし)呼ぶ(よぶ)(はな)

  • 日光(にっこう)集め(あつめ)(はな)暖め(あたため)(むし)呼ぶ(よぶ)
    写真(しゃしん) / kei

  • 木々(きぎ)芽吹く(めぶく)(まえ)日差し(ひざし)謳歌(おうか)する
    写真(しゃしん) / kei

  • ()出し(だし)たばかりの(ころ)はフキノトウに()ているので注意(ちゅうい)
    写真(しゃしん) / kei

特徴(とくちょう)

早春(そうしゅん)(はやし)(なか)は、 ()()落とし(おとし)ているので地面(じめん)までよく()当たり(あたり)ます。
 
フクジュソウは、 木々(きぎ)芽吹く(めぶく)(まえ)一足(ひとあし)(さき)(はな)咲かせ(さかせ)()伸ばし(のばし)ます。
()植物(しょくぶつ)たちが()広げ(ひろげ)日光(にっこう)当たら(あたら)なくなる6(つき)ごろには地上(ちじょう)()枯れ(かれ)てしまい、 翌年(よくねん)再び(ふたたび)()出す(だす)まで休眠(きゅうみん)します。
 
(はな)(みつ)持ち(もち)ません。 ()当たる(あたる)黄金(おうごん)(しょく)のパラボラアンテナのような(はな)開き(ひらき)日光(にっこう)集め(あつめ)(はな)中央(ちゅうおう)()暖める(あたためる)ことにより昆虫(こんちゅう)誘い(さそい)ます。 気温(きおん)低い(ひくい)時期(じき)ならではの戦略(せんりゃく)です。
 
タイプ : キンポウゲ()多年草(たねんそう)
大き(おおき)さ : (たか)さ 10-25cm、 (はな)直径(ちょっけい) 3-4cm
(はな)時期(じき) : 2-3(つき)
生育(せいいく)場所(ばしょ) : 林内(りんない)
分布(ぶんぷ) : 北海道(ほっかいどう)本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

注意(ちゅうい)(てん)

フクジュソウは(ぜん)(くさ)有毒(ゆうどく)です。 ()出し(だし)たばかりの姿(すがた)はフキノトウに()ているため、 誤っ(あやまっ)食べ(たべ)てしまい、 食中毒(しょくちゅうどく)死亡(しぼう)事故(じこ)事例(じれい)もあるそうです。 眺め(ながめ)楽しむ(たのしむ)だけにしましょう。

フクジュソウの()られるスポット

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ

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