ホラシノブ

紅葉が美しい肉厚なシダ

  • 斜面によく細い葉を垂らしている。
    細かい葉が美しい。
    写真 / 2023.3.25 沖縄県うるま市 S.Ikeda

  • 寒くなってくると紅葉をする。
    写真 / 2023.3.17 愛知県新城市 S.Ikeda

  • 根茎は短くはうが、 群生することもある。
    写真 / 2023.3.17 愛知県新城市 S.Ikeda

  • 1つの羽片。
    葉は肉厚で細かく切れ込む。
    写真 / 2022.10.4 千葉県鴨川市 S.Ikeda

  • 胞子のう群は裂片の先につく。
    ポケットのような包膜の中にある。
    写真 / 2022.10.4 千葉県鴨川市 S.Ikeda

  • 葉柄基部。
    糸のような鱗片があるが抜け落ちやすい。
    写真 / 2022.10.4 千葉県鴨川市 S.Ikeda

  • 小さめの株の葉。
    写真 / 2023.3.25 沖縄県うるま市 S.Ikeda

  • 1枚の葉。
    下は小さくなりやすい。
    写真 / S.Ikeda

特徴

暖かい地域の斜面に多い身近なシダです。 寒くなってくると紅葉することが大きな個性の1つです。 園芸によく用いられるシノブとは全く別のグループに含まれます。
 
同じく身近に生えるタチシノブとよく混同されがちですが、 本種の方が葉は肉厚で尖らず、 胞子のう群は先の方に平たくつきます。
 
大きさ : 葉の長さは40cmほど
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低地から山地の斜面
分布 : 本州~琉球

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​