キジノオシダ

光合成する葉っぱはキジの尾?

  • 林内の斜面などに生える。
    根茎を斜上させて葉を出す。
    写真 / 2021.7.14 千葉県君津市 S.Ikeda

  • 栄養葉と胞子葉で形が大きく違う。
    光合成をするのは栄養葉。
    写真 / S.Ikeda

  • 栄養葉はキジの尾に見立てられた。
    奥の小さめの葉はオサシダ
    写真 / 2023.8.24 千葉県君津市 S.Ikeda

  • 栄養葉の先。
    一番上の切れ込み(頂羽片)がはっきり。
    写真 / 2023.8.24 千葉県君津市 S.Ikeda

  • 栄養葉の上部。
    羽片は上側が大きく葉軸に沿ってつく。
    写真 / 2023.8.24 千葉県君津市 S.Ikeda

  • 栄養葉の下部。
    羽片にごく短い柄がある。
    写真 / 2023.8.24 千葉県君津市 S.Ikeda

  • 胞子葉。
    とても細くて夏ごろから出る。
    写真 / 2023.8.24 千葉県君津市 S.Ikeda

  • 胞子葉の葉軸。
    羽片の付け根には柄がある。
    写真 / 2023.8.24 千葉県君津市 S.Ikeda

  • 胞子葉の羽片裏。
    胞子のう群をびっしりつける。
    写真 / 2023.8.24 千葉県君津市 S.Ikeda

  • 葉柄の基部。
    鱗片や毛はない。
    写真 / 2023.8.24 千葉県君津市 S.Ikeda

特徴

暖かい地域の林内にたくさん生えているシダです。 光合成をする葉はキジの尾羽のような形をしています。 胞子を飛ばす葉はとても細くて、 夏ごろに出します。
 
大きさ : 長さ50cmほど
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 林内の斜面など
分布 : 日本(本州, 四国, 九州, 琉球(奄美大島以北)), 台湾, 中国, 朝鮮

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​