オオキジノオ

キジノオシダよりも大きくてスリム

  • 林内斜面などに生える。
    根茎を斜上させて葉を出す。
    写真 / 2024.6 岐阜県 S.Ikeda

  • 栄養葉。
    キジノオシダよりもスリムな感じ。
    写真 / 2024.6 岐阜県 S.Ikeda

  • 栄養葉の上部。
    頂羽片がはっきりしている。
    写真 / 2023.7 静岡県 S.Ikeda

  • 栄養葉の下部。
    羽片の基部には柄がある。
    写真 / 2023.7 静岡県西 S.Ikeda

  • 栄養葉の上部の拡大。
    羽片基部は下側が軸と少しくっつく。
    写真 / 2023.3.16 愛知県 S.Ikeda

  • 胞子葉。
    とても細く、 夏ぐらいに出る。
    写真 / 2023.7 静岡県 S.Ikeda

  • 胞子葉の羽片基部。
    柄がある。
    写真 / 2023.7 静岡県 S.Ikeda

  • 胞子葉の羽片裏。
    胞子のう群をびっしりつける。
    写真 / 2023.7 静岡県 S.Ikeda

  • よく群生する。
    写真 / 2023.7 静岡県 S.Ikeda

  • 栄養葉と胞子葉で形が大きく違う。
    写真 / S.Ikeda

特徴

暖かい地域の林内に多いシダ。 近縁のキジノオシダよりも大きくなり、 羽片は細く、 その基部にはっきりとした柄があります。 ただそのスリムな葉形のために、 あまり大きい印象は受けないかもしれません。 胞子を飛ばす葉は細くて、 夏ごろに立ち上げます。
 
葉の長さ : 30~80cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 山地林内や林縁
分布 : 本州(新潟–宮城以西)、 四国、 九州、 琉球(奄美大島以北)、 済州島、 台湾、 中国、 南アジアなど

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる散歩道