ヌリトラノオ
葉先に自分のクローンをつけるシダ
特徴
暖かい地域の岩のすき間などに生えるシダ。 葉先にのみ無性芽をつけることが大きな特徴で、 それが地面につくことで新たな株として成長し始めます。 近年本種から分けられて新種記載されたナンカイヌリトラノオよりも、 羽片は丸みがあってフチのギザギザ(鋸歯)が浅めです。
葉の長さ : 10~40cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 林内岩上など
分布 : 関東~琉球
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。