ナンカイヌリトラノオ
南海地域の難解なヌリトラノオ
特徴
2020年にヌリトラノオから分けられて新種記載されたシダ。 ヌリトラノオよりも羽片は先が尖って基部上側がでっぱり、 フチのギザギザ(鋸歯)がより深めになります。 葉先にのみ無性芽をつけるのはヌリトラノオと同じです。 珍しいシダというわけではなく、 南側の太平洋沿い、 特に琉球にかけて多く分布します。
葉の長さ : 15~40cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低山の斜面など
分布 : 本州(伊豆諸島・伊豆半島以西)、 四国、 九州、 琉球
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
