アズマイチゲ

白く(しろく)細い(ほそい)(がく)(へん)繊細(せんさい)(はな)

  • 白く(しろく)細い(ほそい)(がく)(へん)繊細(せんさい)印象(いんしょう)与える(あたえる)
    写真(しゃしん) / 2022.3.26 千葉(ちば)()(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) kei

  • 複葉(ふくよう)()生し(なし)浅い(あさい)切れ込み(きれこみ)がある
    写真(しゃしん) / 2022.3.30 (さん)(けば)(さん) htanaka

特徴(とくちょう)

アズマイチゲは「(ひがし)(いち)(はな)」と書き(かき)ます。 「東国(とうごく)()られ、 (いち)(かぶ)につき(いち)(りん)(はな)咲かせる(さかせる)」という意味(いみ)名付け(なづけ)られたそうです(西日本(にしにほん)にも分布(ぶんぷ)します)。
 
早春(そうしゅん)にまっさきに(はな)咲かせ(さかせ)木々(きぎ)()植物(しょくぶつ)茂り(しげり)日光(にっこう)がさえぎられる(ころ)には地上(ちじょう)()枯れ(かれ)て、 (よく)(はる)まで地中(ちちゅう)休眠(きゅうみん)するスプリング・エフェメラル((はる)儚い(はかない)もの、 (はる)妖精(ようせい))のひとつです。
 
白い(しろい)花弁(はなびら)見える(みえる)ものは(がく)(へん)です。
()は2(かい)3()複葉(ふくよう)で、 3(まい)()()生し(なし)ています。
 
タイプ : キンポウゲ()イチリンソウ(ぞく)多年草(たねんそう)
大き(おおき)さ : (たか)さ10-25 cm、 (はな)径3-4cm
(はな)時期(じき) : 3~4(つき)
生育(せいいく)場所(ばしょ) : 落葉(らくよう)広葉樹(こうようじゅ)(りん)(はやし)(ゆか)(はやし)(ゆかり)
分布(ぶんぷ) : 北海道(ほっかいどう)本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

アズマイチゲとキクザキイチゲ

アズマイチゲはキクザキイチゲと()ていますが、 以下(いか)(てん)違い(ちがい)ます。
・アズマイチゲは複葉(ふくよう)(しょう)()浅く(あさく)3裂しているがキクザキイチゲは切れ込み(きれこみ)深い(ふかい)
・キクザキイチゲには紫色(むらさきいろ)(はな)もある
・アズマイチゲは花茎(かけい)()があることが多い(おおい)

  • アズマイチゲとキクザキイチゲの違い(ちがい)
    写真(しゃしん) / アズマイチゲは(さん)(けば)(さん)、 キクザキイチゲは筑波山(つくばさん) htanaka,MayaN

()られる散歩道(さんぽみち)

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ