エントツドロバチ

エントツ作りが得意なカリバチ

  • 泥でエントツ状に伸ばした巣を作る。 巣が完成するとエントツは取り除き入り口をふさぐ。
    写真 / 2019.7.10 千葉県習志野市 MasakoT

  • 巣作りのため、 泥をとっている。
    写真 / 2022.7.23 千葉市若葉区 MasakoT

  • 黒い腹部にだいだい色の2本の帯。
    胸に紋はない。
    写真 / 2022.7.23 千葉市若葉区 MasakoT

  • 巣作りのため、 泥をとっている。
    写真 / 2024.6.29 仙台市泉区 MasakoT

  • 唾液で泥を練り、 団子をつくる。
    写真 / 2024.6.29 仙台市泉区 MasakoT

  • 樹液酒場にやって来る。
    写真 / 2022.9.9 千葉県習志野市 MasakoT

  • アカメガシワの花にやって来る。
    写真 / 2022.6.16 千葉県習志野市 MasakoT

  • 顔の部分(頭楯=とうじゅん)は黄色。
    写真 / 2023.7.14 千葉県習志野市 MasakoT

  • 放棄されたエントツがついた巣。
    写真 / 2022.9.27 千葉市若葉区 MasakoT

特徴

竹筒やすき間に泥で巣を作るドロバチの仲間。 狩りバチは、 巣の中に幼虫が食べる獲物を一度に蓄えて産卵するものが多いですが、 本種は、 幼虫の成長にあわせてゆっくり獲物を巣に運び入れます(随時給餌)。 オスは見つかっていないそうです。
 
大きさ : 体長16~20mm
食べ物 : 幼虫はメイガ、 ハマキガなどガの幼虫 成虫は花の蜜や樹液など
成虫が見られる時期 : 6~9月
分布 : 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

注意点

攻撃性は低く、 手でつかまないかぎり、 刺されることはありません。