ミツデウラボシ

フォークにもスプーンにもなります

  • 低山の斜面に多い。
    これは3つに切れ込むフォーク形。
    写真 / 2023.8.24 千葉県君津市 S.Ikeda

  • 斜面に根茎を長くはって群生。
    葉形はフォーク、 ナイフと様々。
    写真 / 2021.7.14 千葉県君津市 S.Ikeda

  • 切れ込みのないナイフ形。
    葉先は細く尖り、 基部が幅広い。
    写真 / 2023.3.4 神奈川県江の島 S.Ikeda

  • さらに小型のスプーン形。
    丸みがあってかわいい。
    写真 / 2022.10.4 千葉県鴨川市 S.Ikeda

  • 葉裏には2列に胞子のう群をつける。
    写真 / 2021.7.14 千葉県君津市 S.Ikeda

  • 胞子のう群は円形。
    側脈の間のフチに切れ込みがある。
    写真 / 2022.10.11 千葉市若葉区 S.Ikeda

特徴

斜面によく生えている小さめのシダです。 大きな葉では名前の通り3つの切れ込みがありますが、 小さめの葉では切れ込みが2つ、 無いなど変化が大きいです。 特に小さい葉は丸みがあってかわいらしいです。
 
葉の長さ : 5~30㎝
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 林縁の斜面
分布 : 日本(北海道, 本州, 四国, 九州, 琉球), 朝鮮, 台湾, 中国, インド, スリランカ, フィリピン

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​