ノジスミレ

早春から道ばたを彩る

低地の道ばたに生える。
写真 / 2021.3.24 埼玉県寄居町 S.Ikeda
枯草の中からたくさんの紫花。
とても映える。
写真 / 2021.3.24 埼玉県寄居町 S.Ikeda
花は中央のみ白く抜ける。側弁(右斜め下と左斜め下)の基部はふつう無毛なこともスミレとの区別点。
写真 / 2021.3.24 埼玉県寄居町 S.Ikeda
距はやや長め。
写真 / 2021.3.24 埼玉県寄居町 S.Ikeda
葉は細長く、フチに低い鋸歯がある。
両面に短毛が生える。
葉柄にわずかなふくらみ(翼 : よく)がある。
写真 / 2021.3.24 埼玉県寄居町 S.Ikeda

特徴

野路という名の通り、人家周辺などの身近な場所によく見られるスミレ類です。よく似たスミレよりも早めに咲き、花からは香りもします。 (SI)
　
タイプ : スミレ科の多年草
花の時期 : 3-5月
生育場所 : 道ばたの土上にふつう
分布 : 本州～九州, 屋久島

※正確な種(しゅ)の判定は、形態を細部まで見る必要があります。

執筆協力 : 田中ひとみ