イカリソウ

十文字(じゅうもんじ)(がた)(はな)はいかりに()てる?

  • イカリソウ全体(ぜんたい)姿(すがた)
    写真(しゃしん) / 2022.4.17 千葉(ちば)()(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) kei

  • つぼみと(はな)
    写真(しゃしん) / 2022.4.10 千葉(ちば)()(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) kei

  • がく(へん)はつぼみのときは8(まい)あり、 咲く(さく)半分(はんぶん)落ち(おち)て4(まい)になる
    写真(しゃしん) / 2022.4.10 千葉(ちば)()(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) kei

  • 距の先端(せんたん)(みつ)(せん)がある
    写真(しゃしん) / 2022.4.23 千葉(ちば)()(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) kei

特徴(とくちょう)

(はな)(かたち)(ふね)(いかり)()ているためイカリソウと名付け(なづけ)られました。
(はる)にニリンソウなどのスプリング・エフェメラルと同じ(おなじ)時期(じき)咲き(さき)始め(はじめ)ますが、 (あき)終わり(おわり)まで()保ち(たもち)(ふゆ)枯れ(かれ)ます。
 
タイプ : 多年草(たねんそう)
(はな)時期(じき) : 4~5(つき)
大き(おおき)さ : (たか)さ15~40cm、 (はな)大き(おおき)さ(距の両端(りょうたん))3~4cm
生育(せいいく)場所(ばしょ) : 低い(ひくい)山地(さんち)丘陵(きゅうりょう)(はやし)(なか)
分布(ぶんぷ) : 本州(ほんしゅう)東北(とうほく)地方(ちほう)以南(いなん))、 四国(しこく)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

(むかし)(いかり)()ている

現代(げんだい)(いかり)(つめ)()(ほん)のものが大半(たいはん)ですが、 (むかし)和船(わせん)現代(げんだい)でも小型(こがた)ボートには十字(じゅうじ)(がた)又は(または)それ以上(いじょう)(かず)(つめ)がついた(いかり)使わ(つかわ)れていることがあります。
イカリソウの(はな)は、 十文字(じゅうもんじ)(がた)のイカリに()ているこということで()がつきました。

()られる散歩道(さんぽみち)

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ