1912年に植物学者の牧野富太郎(まきのとみたろう)がViola kusanoana Makino の学名をつけました。 kusanoana は植物病理学者の草野俊助に献名しました。 草野俊助は日本菌学会の初代会長をつとめました。
オオタチツボスミレ
日本海を代表する茎のあるスミレ。
特徴
日本海側に多くタチツボスミレににています。 オオタチツボスミレは花が茎の根もとにつきません。 花びらの後部のでっぱりはほとんど白色です。
タイプ : 多年草
大きさ : 高さは15~25cm
花の時期 : 春
生える場所 : 山地の湿った場所
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
草野俊助(くさのしゅんすけ)に献名(けんめい)
執筆協力 : 大作晃一