オオタチツボスミレ

日本海を代表する茎のあるスミレ。

  • 花は紫色。
    写真 / 2023.5.13 新潟県十日町市 大作晃一

  • 根もとから茎を数本立たせる。
    写真 / 2023.5.13 新潟県十日町市 大作晃一

  • 花は茎につく。
    写真 / 2023.5.13 新潟県十日町市 大作晃一

  • 花びらは毛がない。
    写真 / 2023.5.13 新潟県十日町市 大作晃一

  • 花びらの後部のでっぱりはほとんど白色。
    写真 / 2023.5.13 新潟県十日町市 大作晃一

  • 葉は丸みのあるハート形。
    写真 / 2023.5.13 新潟県十日町市 大作晃一

  • 葉のつけ根はぎざぎさした葉のようなものがある。
    写真 / 2023.5.13 新潟県十日町市 大作晃一

  • 茎は無毛。
    写真 / 2023.5.13 新潟県十日町市 大作晃一

特徴

日本海側に多くタチツボスミレににています。 オオタチツボスミレは花が茎の根もとにつきません。 花びらの後部のでっぱりはほとんど白色です。
 
タイプ : 多年草
大きさ : 高さは15~25cm
花の時期 : 春
生える場所 : 山地の湿った場所
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

草野俊助(くさのしゅんすけ)に献名(けんめい)

1912年に植物学者の牧野富太郎(まきのとみたろう)がViola kusanoana Makino の学名をつけました。 kusanoana は植物病理学者の草野俊助に献名しました。 草野俊助は日本菌学会の初代会長をつとめました。

執筆協力 : 大作晃一