国立科学博物館 筑波実験植物園
ミヤマベニシダ
ツヤのない深山のベニシダ?
特徴
夏でも涼しいような深山の林内に多いシダ。 葉はツヤがなくて長方形のような形をしています。 葉裏の上半分には丸い胞子のう群をつけ、 葉柄には幅広くてツヤのある茶色の鱗片を多数つけます。 ベニシダとは同属ですが、 これらの特徴から外見はあまり似ていません。
葉の長さ : 50~120cm
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 山地の林内
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州(宮崎)、 朝鮮、 中国、 サハリン
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
