タチヒメワラビ

葉を立ち上げる!

  • 山地林内に生える。
    写真 / 2023.8.1 長野県富士見市 S.Ikeda

  • 小さめの葉。
    写真 / 2023.8.1 長野県富士見市 S.Ikeda

  • 根茎を長くはって葉を立ち上げる。
    写真 / 2023.8.1 長野県富士見市 S.Ikeda

  • 表面は光沢がなくて草っぽい。
    写真 / 2023.8.1 長野県富士見市 S.Ikeda

  • 葉は下側が少し縮まる。
    写真 / 2023.8.1 長野県富士見市 S.Ikeda

  • 表面には毛状の鱗片が多い。
    葉軸に接している上側の切れ込みが長い。
    写真 / 2023.8.1 長野県富士見市 S.Ikeda

  • 葉裏。
    胞子のう群は円形で葉のややフチ寄り。
    包膜(ほうまく)はない。
    写真 / 2023.8.1 長野県富士見市 S.Ikeda

  • 葉柄。
    うす茶色の鱗片が多い。
    写真 / 2023.8.1 長野県富士見市 S.Ikeda

  • 葉軸。
    毛状の鱗片が多い。
    写真 / 2023.8.1 長野県富士見市 S.Ikeda

  • 1枚の葉。
    写真 / S.Ikeda

特徴

夏でも涼しいような山地にややまれに見られるシダです。 その名のとおり葉を立ち上げるように生えます。 低地に多いゲジゲジシダに近い仲間ですが、 葉軸には三角形のふくらみがありません。 日本固有種です。
 
大きさ : 長さ40cmほど
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 山地の林内
分布 : 日本(本州(中部以北), 徳島, 高知, 熊本)

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​