マルバスミレ

()丸く(まるく)純白(じゅんぱく)(はな)美しい(うつくしい)

  • 丸い(まるい)()とふくよかな白い(しろい)(はな)印象(いんしょう)(てき)なスミレ。 全体(ぜんたい)()()近い(ちかい)個体(こたい)
    写真(しゃしん) / 2022.4.6 千葉県加曾利貝塚 MasakoT

  • (はな)(ばしら)先端(せんたん)はカマキリの(あたま)(かたち)(がわ)(べん)基部(きぶ)()のあるものは、 ヒゲケマルバスミレ(品種(ひんしゅ))と呼ば(よば)れることもある。
    写真(しゃしん) / 2021.3.24 千葉(ちば)(けん)花島(はなじま)公園(こうえん) MayaN

  • ()葉柄(ようへい)()がある個体(こたい)
    写真(しゃしん) / 2023.04.02 長野(ながの)(けん)富士見(ふじみ)(まち) I. Watanabe

  • (はな)後ろ(うしろ)にある距は太く(ふとく)長い(ながい)
    写真(しゃしん) / 2021.3.24 千葉(ちば)(けん)花島(はなじま)公園(こうえん) MayaN

特徴(とくちょう)

白い(しろい)(はな)()丸い(まるい)スミレです。 斜面(しゃめん)崩壊(ほうかい)()などに最初(さいしょ)(かお)をだし、 ()(くさ)生え(はえ)だすと場所(ばしょ)移動(いどう)するのか()なくなります。
  
タイプ : 多年草(たねんそう)
大き(おおき)さ : (たか)さは5~10cm (はな)()25㎝
(はな)時期(じき) : 3~5(つき)
生える(はえる)場所(ばしょ) : 山地(さんち)丘陵(きゅうりょう)()
分布(ぶんぷ) : 北海道(ほっかいどう)九州(きゅうしゅう) 朝鮮半島(ちょうせんはんとう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

()のあるなし

かつては()(くき)など全体(ぜんたい)()のないものをマルバスミレ、 ()のあるものをケマルバスミレとしていましたが、 ()()個体(こたい)はまれであることから、 両者(りょうしゃ)合わせ(あわせ)てマルバスミレとなっています。 花びら(はなびら)(がわ)(べん))の(もと)()のあるものを、 品種(ひんしゅ)ヒゲケマルバスミレとすることもあります。

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ、 渡邉(わたなべ)(いさお)