ヒヨドリバナ

筒状の白色の花をまばらに咲かせる

  • 道端では、 茎が傾いたり、 曲がったりすることが多い。
    写真 / 2023.08.14 栃木県那須町 M. Nakata

  • 小花は、 まばらにつく。
    写真 / 2023.08.14 栃木県那須町 M. Nakata

  • 筒状の花は、 少ない
    写真 / 2023.08.14 栃木県那須町 M. Nakata

  • 葉は1枚の葉(単葉)で裂けない。 まばらに毛が生える
    写真 / 2023.08.14 栃木県那須町 M. Nakata

  • 長細く、 卵形、 先が細くとがる。 葉の基部に、 柄がある。
    写真 / 2023.08.14 栃木県那須町 M. Nakata

  • 葉の裏面に腺点がある。
    写真 / 2023.08.14 栃木県那須町 M. Nakata

  • 種 綿毛が伸びだしている。  風で遠くに飛ばされる。
    写真 / 2023.09.04 山梨県天女山 I. Watanabe

特徴

ヒヨドリバナはサワヒヨドリとの雑種が多く、 変異が多く見られます。
 
タイプ : 多年草
大きさ :  茎長60cm~120cm
花の時期 : 初夏 8月~10月
生える場所 : 日当たりの良い山野
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

サワヒヨドリ、 フジバカマ、 ヨツバヒヨドリとの見分け方

4種類の見分け方
サワヒヨドリ : 単葉または3裂し、 柄がなく、 左右の葉が対につく。
フジバカマ   : 下部の葉は3深裂し、 柄があり、 左右の葉が対につく。
ヨツバヒヨドリ : 単葉または3裂し、 柄がなく、 車の輪のようにつく。
ヒヨドリバナ : 単葉で裂けず、 柄があり、 左右の葉が対につく。

注意点

全草に毒があり、 特に葉が有毒とされ、 経口摂取により中毒症状が発生する恐れがある。

執筆協力 : 渡邉勲