カラフトミヤマシダ

ミヤマシダとは別物

  • 山地林内に生える。
    別名をミヤマイヌワラビという。
    写真 / 2022.8.18 長野県茅野市 S.Ikeda

  • 大きめの葉はより細かく切れ込む。
    写真 / 2022.8.18 長野県茅野市 S.Ikeda

  • 根茎を長くはって群生する。
    写真 / 2022.8.18 長野県茅野市 S.Ikeda

  • 最下羽片。
    中央で最も幅広くて基部で縮まる。
    写真 / 2022.8.18 長野県茅野市 S.Ikeda

  • 葉裏に胞子のう群をつける。
    写真 / 2022.8.18 長野県茅野市 S.Ikeda

  • 胞子のう群は円形。
    包膜はCやカマ状の形。
    写真 / 2022.8.18 長野県茅野市 S.Ikeda

  • 葉柄。
    うす茶色の鱗片がつく。
    写真 / 2022.8.18 長野県茅野市 S.Ikeda

  • 葉軸。
    鱗片はほとんどない。
    写真 / 2022.8.18 長野県茅野市 S.Ikeda

特徴

標高ある山地に生える三角形のシダ。 名前や形が似ているミヤマシダが同じ場所に生えますが、 分類が異なるほか、 葉はより細かく尖るように切れ込んでいて胞子のう群は丸いです。 樺太(からふと)は北海道より北にある島のことを指します。
 
葉の長さ : 30㎝ほど
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 山地林内
分布 : 日本(北海道, 本州(中部)), 朝鮮, 中国, 極東ロシア, 南アジア

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​