葉っぱを逆さにした形が編み笠に似ていることからつきました。 編み笠は、 現代の帽子と同じように、 雨や雪、 直射日光を避ける目的で、 大昔の奈良時代から使用されてきたそうです。 現在では、 盆踊り、 お祭り等、 昔の風情を楽しむ道具として身に着けることが多いようです。
エノキグサ
雌花を包む葉が編み笠に見える
特徴
葉がエノキの葉に似ていることから名前がつきました。
小さなピンク色の雄花が上に咲き、 その下側につんつんと突起のある雌花が咲きます。
タイプ : 1年草
大きさ : 高さは12~75cm
花の時期 : 8月~10月
生える場所 : 畑地、 道端
分布 : 日本全土
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
別名 編み笠草(アミガサソウ)
執筆協力 : 渡邉勲