ヒメクラマゴケ

かわいらしく土にへばりつきます

  • 林内の湿った斜面に生える。
    写真 / 2023.9 高知県 S.Ikeda

  • 主茎を長くはって側枝を出す。
    地面にへばりつくように生える。
    写真 / 2021.10 鹿児島県 S.Ikeda

  • 主茎。
    葉はクラマゴケより密について側枝とはっきりと区別できない。
    写真 / 2023.9 高知県 S.Ikeda

  • 腹葉の先は少し尖るか、 尖らない。
    背葉の先は尖り、 反り返る傾向がある。
    写真 / 2023.9 高知県 S.Ikeda

  • 胞子のう穂。
    タチクラマゴケと違い立ち上げない。
    写真 / 2023.7 静岡県 S.Ikeda

  • 長く伸びた胞子のう穂。
    葉は全て細くて似た形になる。
    写真 / 2023.9 高知県 S.Ikeda

  • 胞子のう穂の裏。
    黄色っぽいのは小胞子のう。
    赤色っぽいのは大胞子のう。
    写真 / 2023.9 高知県 S.Ikeda

特徴

暖かい地域に多いシダ植物。 似たクラマゴケよりも小さめで、 地面にへばりつくように生えます。 主茎と側枝はどちらも葉が密について似ていて、 腹葉の先があまり尖りません。 胞子のう穂は三角状に細くなり、 そこにつくすべての葉が似た形になります。
 
大きさ : 茎の長さ5cm以上、 葉の長さ1~3mm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低山の林内斜面など
分布 : 本州(千葉以西・伊豆諸島)、 四国、 九州、 琉球(トカラ列島以北・西表島)、 台湾、 中国、 ベトナム

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

Language Settings

Select display language

Select audio language

Notes:
Some walking routes may also offer voice guides in other languages.
If a voice guide is not available in your selected language, it will be provided in Japanese or English.