クロガネシダ

黒(くろ)鉄(てつ)がカッチョいい高知(こうち)のシダ

石灰岩(せっかいがん)地(ち)に生える(はえる)。
写真(しゃしん) / 2023.9.21 高知(こうち)県(けん) S.Ikeda
根茎(こんけい)を短く(みじかく)直立(ちょくりつ)させて葉(は)を出す(だす)。
写真(しゃしん) / 2023.9.21 高知(こうち)県(けん) S.Ikeda
大きめ(おおきめ)の葉(は)。
より切れ込み(きれこみ)が深い(ふかい)。
写真(しゃしん) / 2023.9.21 高知(こうち)県(けん) S.Ikeda
葉(は)の下部(かぶ)。
羽(はね)片(へん)の基部(きぶ)には短い(みじかい)柄(え)がある。
最下(さいか)羽(わ)片(へん)が一番(いちばん)長い(ながい)。
写真(しゃしん) / 2023.9.21 高知(こうち)県(けん) S.Ikeda
葉(は)裏(うら)。
胞子(ほうし)のう群(ぐん)は楕円(だえん)形(がた)。
切れ込み(きれこみ)先(さき)近く(ちかく)につける。
写真(しゃしん) / 2023.9.21 高知(こうち)県(けん) S.Ikeda
葉柄(ようへい)。
黒く(くろく)て光沢(こうたく)があり、長い(ながい)。
黒(くろ)鉄(てつ)(くろがね)の由来(ゆらい)。
写真(しゃしん) / 2023.9.21 高知(こうち)県(けん) S.Ikeda
葉柄(ようへい)基部(きぶ)。
黒っぽい(くろっぽい)鱗片(りんぺん)がつく。
写真(しゃしん) / 2023.9.21 高知(こうち)県(けん) S.Ikeda
葉(は)軸(じく)。
下部(かぶ)では黒っぽい(くろっぽい)。
写真(しゃしん) / 2023.9.21 高知(こうち)県(けん) S.Ikeda

特徴(とくちょう)

日本(にっぽん)では高知(こうち)県(けん)にしか生え(はえ)ていない小さめ(ちいさめ)のシダ。黒(くろ)鉄(てつ)(くろがね)に例え(たとえ)られた黒色(こくしょく)の長い(ながい)葉柄(ようへい)がよく目立ち(めだち)ます。同じ(おなじ)ような場所(ばしょ)に生える(はえる)クモノスシダなどとは雑種(ざっしゅ)を作り(つくり)ます。
　
葉(は)の長(なが)さ : 10~25cm
観察(かんさつ)の時期(じき) : 一年中(いちねんじゅう)(常緑(じょうりょく)性(せい))
生える(はえる)場所(ばしょ) : 明るめ(あかるめ)の石灰岩(せっかいがん)地(ち)
分布(ぶんぷ) : 日本(にっぽん)(四国(しこく)の高知(こうち)のみ), 中国(ちゅうごく), ベトナム

※正確(せいかく)な種(しゅ)の判定(はんてい)は、形態(けいたい)を細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。