津久井湖城山公園
ヨウシュヤマゴボウ
実は、 美味しそうですが有毒。
特徴
枝を四方に張り、 大きな株となります。 秋になるとブドウに形も色も似た果実を付けます。 背丈が2m以上になるので樹木と誤解されやすいですが、 草本です。
タイプ : 多年草
大きさ : 高さは100~200cm
花の時期 : 6月~9月
生える場所 : 山地、 林縁、 市街地
分布 : 日本全国
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
注意点
全草にわたって毒があり、 果実も有毒です。 毒性は、 根>葉>果実の順ですが、 果実中の種子は毒性が高い。 実にさわって、 汁が指についた場合、 石鹸でしっかりと洗ってください。 ヒヨドリ、 キジバト、 ハシブトガラスが実をついばみますが、 特に有毒な種は、 糞と一緒に出してしまいます。
執筆協力 : 渡邉勲