ホオズキ

赤くふっくらとした実、 夏の風物詩

  • 茎は直立してほとんど分枝せず、 葉は広卵形、 果実を鈴なりにつける。
    写真 / 2023.09.12 長野県原村 I. Watanabe

  • 蕾。 淡黄色。 ガクには毛がたくさん生える。
    写真 / 2023.09.12 長野県原村 I. Watanabe

  • 淡い黄色~白の花、 花弁は一面、 毛でおおわれる。
    写真 / 2023.09.12 長野県原村 I. Watanabe

  • 受粉後、 ふくらみ始めは緑色
    写真 / 2023.09.12 長野県原村 I. Watanabe

  • 緑色から、 徐々に赤く色づき、 最後は、 筋だけになり、 中の果実が透けて見える。
    写真 / 2023.09.18 長野県原村 I. Watanabe

  • 完全にスケスケになったホオズキ。
    写真 / 2023.10.02 千葉県柏市 Nayan.M

  • 中身の果実は、 つややかな橙色。
    写真 / 2023.09.12 長野県原村 I. Watanabe

  • 葉は卵形、 縁に毛が生える。
    写真 / 2023.09.12 長野県原村 I. Watanabe

  • 茎は直立するが、 実が熟してくると重みで、 倒れることが多い。
    写真 / 2023.09.12 長野県原村 I. Watanabe

特徴

黄色い花が咲く頃、 全国で「ほおずき市」が開催されます。 花後、 ガクの部分が発達して、 果実を包み袋状になります。

  
タイプ : 多年草 (植栽)
大きさ : 高さは60~80cm 
花の時期 : 6月~9月
生える場所 : 山地、 丘陵地、 道端
分布 : 本州、 四国、 九州 北限は青森県、 南限は屋久島

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

ホオズキ笛

  • 袋を向いて、 中のホオズキをもみほぐす
    写真 / 2023.09.13 長野県原村 I.Watanabe

  • 袋を慎重に外して、 爪楊枝で中の果肉を取り出す。
    写真 / 2023.09.13 長野県原村 I.Watanabe

  • 完全に果肉を取り出しました。
    写真 / 2023.09.13 長野県原村 I.Watanabe

  • 初級者 : 横笛を吹く要領で、 吹いてみましょう。
    写真 / 2023.09.13 長野県原村 I.Watanabe

  • 上級者 : 口に含んで、 舌を使って、 ほうずきをへこませる。 空気が押し出されると音が出る。
    実際の音
    写真 / 2023.09.13 長野県原村 I.Watanabe

ホオズキ人形

可愛いホオズキ人形も簡単に作れます。

  • 袋を開いて、 まとめる
    写真 / 2023.09.28 長野県原村 I. Watanabe

  • 帯を着けて、 顔を描く。 出来上がり
    写真 / 2023.09.28 長野県原村 I. Watanabe

注意点

一般的に栽培されているホオズキには毒性があり、 食用にはできません。 特に妊娠中の女性の摂取は子宮収縮作用で流産となるため禁物です。 平成に入ってから、 ビタミン豊富な芳醇な香りと味わい、 美容・健康に良いと言われる食用ホオズキが出回っているので、 こちらは食用可です。

見られる散歩道

執筆協力 : 渡邉勲