
サイゴクホングウシダ
川沿いのじめじめとした岩が好き
特徴
暖かい地域の渓流近くの岩場に群生するかわいらしいシダ。 近縁のホングウシダよりも小さくて、 胞子のう群はふつう葉のフチに長くつきます。 名前は西日本に多いホングウシダの意味ですが、 そもそもホングウシダ科のほとんどは日本では西を中心に分布します。
葉の長さ : 2~7cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 渓流沿いの湿った岩場
分布 : 本州(伊豆半島以西・伊豆諸島)、 四国、 九州、 屋久島、 済州島、 韓国、 台湾、 中国
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。