ツマムラサキマダラ

青紫が美しい南国のマダラチョウ

メス。はねの形は横に長い。メスは紫の光沢が弱く、白斑が大きい。
写真 / 2023.11.8 沖縄県浦添市 MasakoT
メス。見る角度により、茶や黒に色が変わる(構造色)。
写真 / 2023.11.8 沖縄県浦添市 MasakoT
メス。タチアワユキセンダングサの花によくやって来て、ぶら下がるようにとまる。
写真 / 2023.11.8 沖縄県浦添市 MasakoT
メスの裏ばね。メスは後ばねに白線が多い。
写真 / 2023.11.7 那覇市 MasakoT
オス。前ばね表は光沢のある美しい青紫。
写真 / 2023.11.6 那覇市 MasakoT
オスの裏ばね。オスの後ばねに白線はほとんどない。
写真 / 202311.8 沖縄県浦添市 MasakoT

特徴

センダングサ類の花によくやって来るタテハチョウの仲間。幼虫は毒のある植物を食べ、体に毒をためこみます。成虫になっても毒をもち、捕食者から身を守っています。先島諸島に飛来する迷チョウでしたが、沖縄島では最も普通に見られるようになった外来種。
　
大きさ : 前翅長39～56mm
食べ物 : 幼虫はオキナワテイカカズラ(キョウチクトウ科)、ベンジャミン(クワ科)など　成虫は花の蜜など
成虫が見られる時期 : ほぼ1年中
分布 : 奄美大島以南の南西諸島

※正確な種(しゅ)の判定は、形態を細部まで見る必要があります。

見られる木

キョウチクトウ