ヤクシマホウビシダ

スケスケ!ワカメみたい!

  • 水の流れる崖を好む。
    写真 / 2023.10 鹿児島県屋久島 S.Ikeda

  • 根茎をやや長くはって葉を出す。
    よく群生する。
    写真 / 2024.7 三重県 S.Ikeda

  • 羽片。
    厚さが2細胞ほどしかなくて薄い。
    写真 / 2024.7 三重県 S.Ikeda

  • 葉裏。
    葉軸には葉状のふくらみがある。
    羽片先に胞子のう群をつける。
    写真 / 2023.10 鹿児島県屋久島 S.Ikeda

  • 胞子のう群は楕円形。
    羽片先の脈寄りにつける。
    写真 / 2023.10 鹿児島県屋久島 S.Ikeda

  • 葉柄基部と根茎。
    黒っぽい鱗片を多くつける。
    写真 / 2024.7 三重県 S.Ikeda

  • 滴っていない場所に生えたもの。
    ちょっと印象が違って見えるかも。
    写真 / 2024.7 三重県 S.Ikeda

特徴

主に水の滴れる崖に生えるホウビシダの仲間のシダ。 このような場所に適応するために、 葉はとても薄い構造をしています。 名前には屋久島とつきますが、 それ以外の地域でも見られます。
 
葉の長さ : 10~20cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 山地の主に水の滴る崖
分布 : 本州(伊豆半島と紀伊半島)、 九州(長崎と鹿児島)、 屋久島、 台湾、 中国、 南アジア、 東南アジア

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​