アカウキクサゾウムシ

アゾラを食べる外来種のゾウムシ

  • 触角の先端はふくらむ。
    写真 / 2023.12.13 千葉県佐倉市 S.Ikeda

  • 口吻(こうふん)は突き出た口のこと。
    小楯板(しょうじゅんばん)は左右前ばね基部にある部分。
    写真 / 2023.12.13 千葉県佐倉市 S.Ikeda

  • アイオオアカウキクサの上を歩き回る。
    写真 / 2023.12.13 千葉県佐倉市 S.Ikeda

  • 葉を食べているところ。
    外来アゾラの広がりとともに分布拡大?
    写真 / 2023.12.13 千葉県佐倉市 S.Ikeda

特徴

水路、 水田、 ため池などで見られる北米原産のまだら模様の小さなゾウムシ。 日本では1987年に茨城県で発見されました。 各地で大発生している外来種のアゾラ(アイオオアカウキクサなど)を食べることから、 本種の分布が注目されています。
 
大きさ : 体長1.8~2.2mm
食べ物 : 幼虫はアゾラ類(アカウキクサ、 オオアカウキクサ、 アイオオアカウキクサなど)の根、 成虫はアゾラ類の葉
分布 : 北海道、 本州、 四国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​