ニホンアナグマ

穴掘りが得意なムジナ

  • 鼻から額にかけて白く、 目の周りは縦向きに黒い。
    写真 / 2017.4.3 神奈川県相模原市 MasakoT

特徴

イタチ科の動物。 ずんぐりした体型。 強力な前あしで土を掘り、 いくつもの部屋がある、 大きく複雑な巣穴を作ります。 日中は土の中の巣穴で過ごし、 夜に活動します。 寒冷地では冬眠します。
 
大きさ : 体長40~60cm
食べ物 : 雑食(ミミズ、 モグラ、 昆虫、 果実、 トウモロコシなど)
見られる時期 : 春~秋
分布 : 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

ことわざに登場

「同じ穴のむじな」は、 一見、 違うように見えても同類であることを例えたものです。 むじなは、 アナグマのこと。 地方によってはタヌキやハクビシンなどを指したり、 これらをまとめて指す場合もあります。