マルボシヒラタヤドリバエ

花に集まる丸っこいヤドリバエ

  • 腹部は黄褐色で黒い紋がある。
    写真 / 2024.6.29 仙台市泉区 MasakoT

  • はねの基部は黄色。
    写真 / 2023.10.19 千葉県習志野市 MasakoT

  • 花に集まる。
    写真 / 2018.9.23 東京都八王子市 MasakoT

  • 触角に毛(触角刺毛=しょっかくしもう)がある。
    写真 / 2024.8.15 神奈川県相模原市 MasakoT

  • 交尾。
    写真 / 2018.9.23 東京都八王子市 MasakoT

特徴

カメムシの仲間に寄生するヤドリバエの仲間。 別名マルボシヒラタハナバエ。 花によくやって来ます。 メスはカメムシの体に卵を産み、 ふ化した幼虫はカメムシの体の中で育ちます(内部寄生性)。
 
大きさ : 体長5~7mm
食べ物 : 幼虫はカメムシ類 成虫は花の蜜や花粉など
成虫が見られる時期 : 4~9月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

幼虫のスゴ技

マルボシヒラタヤドリバエの幼虫は、 カメムシの体の中で呼吸をするために、 自らのフンを利用し、 呼吸用シュノーケルを作るとのことです。