秋ヶ瀬公園

シンジュサン

妖艶で美しい大きなガ

  • 褐色のはね。 前ばねの先はヘビの顔のよう?
    写真 / MisakoY

  • 4枚のはねに三日月形の紋。
    写真 / MisakoY

  • カラスザンショウの葉を食べる幼虫。
    終齢幼虫は約50mm。
    写真 / Tamacha

  • 幼虫。 体は黄緑色で黒点が散らばる。 ニガキの木で。
    写真 / MasakoT

  • 幼虫のあしは黄色。
    写真 / MasakoT

  • 幼虫。 先端が青い肉質突起をもつ。
    写真 / MasakoT

  • 葉を巻いて繭を作る。 蛹で越冬。
    写真 / MasakoT

特徴

ヤママユガの仲間。 手のひらくらいの大きなガ。 すべてのはねに一つずつ三日月の模様があり、 古くは「ミツキムシ」と呼ばれていました。 幼虫がニワウルシ(別名シンジュ)を食べることから名づけられましたが、 いろいろな広葉樹の葉を食べます(広食性)。
 
大きさ : 開張110~140mm
食べ物 : 幼虫はニワウルシ、 ニガキ(ニガキ科)、 クロガネモチ(モチノキ科)、 キハダ(ミカン科)、 クヌギ(ブナ科)、 エゴノキ(エゴノキ科)、 クスノキ(クスノキ科)などの葉 成虫は口が退化し食べない
成虫が見られる時期 : 5~6月 8~9月(暖地では年2回)
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる木

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