ヤマキマダラヒカゲ

山に棲むキマダラヒカゲ

  • 木の幹によくとまる。
    写真 / 2023.7.20 長野県北安曇郡 MasakoT

  • 裏ばねは複雑な模様。
    写真 / 2018.7.2 栃木県日光市 MasakoT

  • 日光浴か?
    写真 / 2018.7.2 栃木県日光市 MasakoT

  • 汗にやって来る。
    写真 / 2023.7.20 長野県北安曇郡 MasakoT

  • 地面で吸水。
    写真 / 2008.6.10 栃木県日光市 MasakoT

特徴

山地性のキマダラヒカゲ。 茶褐色のはねに紋があるまだら模様。 関東以南では主に山で見られますが、 北海道では平地で、 房総半島では標高の低い所で見られます。 樹木周辺を素早く飛び回ります。
 
大きさ : 開張55~65mm
食べ物 : 幼虫はアズマネザサ、 ミヤコザサなどササ類 成虫は樹液、 熟した果実、 死骸、 獣フンなど
成虫が見られる時期 : 5~9月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間の見分け方

サトキマダラヒカゲに似ています。 分布域が重なることもあります。
サトキマダラヒカゲは、 雑木林など、 平地~丘陵地が主な生息地です。 後ばね裏面の3つの紋がほぼ縦に並びます(直線状)。
ヤマキマダラヒカゲは、 山が主な生息地です。 後ばね裏面の3つの紋のうち、 いちばん下の紋が大きくずれます(くの字状)。

  • 写真 / MasakoT