ヤマキマダラヒカゲに似ています。 分布域が重なることもあります。
サトキマダラヒカゲは、 雑木林など、 平地~丘陵地が主な生息地です。 後ばね裏面の3つの紋がほぼ縦に並びます(直線状)。
ヤマキマダラヒカゲは、 山が主な生息地です。 後ばね裏面の3つの紋のうち、 いちばん下の紋が大きくずれます(くの字状)。
サトキマダラヒカゲ
地味な色だけど美しい日本固有種
特徴
茶色い複雑な模様のタテハチョウの仲間。 うす暗い所が好きで、 クヌギやコナラなどの樹液によくやってきます。 花を訪れることはほとんどなく、 熟れた果実や獣フンにも集まります。 夕方になると活動が活発になります。 蛹で越冬。
大きさ : 開張50~64mm
食べ物 : 幼虫はササ・タケ類の葉 成虫は樹液、 獣フン、 熟した果実など
成虫が見られる時期 : 4~9月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。