シロオビフユシャク

白い帯があるフユシャク

  • 交尾。 オス(左)とメス(右)。 メスははねがない。
    写真 / 2020.1.10 千葉市若葉区 YoshiakiK

  • オス。 灰褐色の前ばねに白い帯がある。
    写真 / 2019.12.31 千葉市花見川区 YoshiakiK

  • オス。
    写真 / 2021.1.13 千葉県習志野市 MasakoT

  • オス。
    写真 / 2025.1.8 千葉県市川市 MasakoT

  • オス。 日が暮れると飛び始め、 フェンスにとまる。
    写真 / 2025.1.8 千葉県市川市 MasakoT

  • オス。 明かりにやって来る。
    写真 / 2022.1.13 東京都 MasakoT

  • メス。 はねがない。
    写真 / 2021.1.16 千葉市稲毛区 MasakoT

  • メス。 あしが長い。
    写真 / 2021.1.16 千葉市稲毛区 MasakoT

  • 幼虫。 終齢になると幹に止まっていることが多い。
    写真 / 2019.4.18 千葉市花見川区 YoshiakiK

  • サクラの葉にいる幼虫。
    写真 / 2011.4.30 千葉県習志野市 MasakoT

  • 幼虫。
    写真 / 2020.4.8 千葉市稲毛区 MasakoT

特徴

フユシャクの仲間。 平地~山地に生息し、 公園などで普通に見られます。 オスは白い帯がある灰褐色のはねがありますが、 メスははねがありません。 クロバネフユシャクに似ていますが、 本種の方が大きいです。
 
大きさ : オス(開張)30~38mm メス(体長)9~12mm
食べ物 : 幼虫はサクラ類など広食性 成虫はエサを食べない
成虫が見られる時期 : 12月~2月上旬(山地では11月から)
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

フユシャクとは

フユシャクとは秋の終わりから早春の寒い時期にあらわれるシャクガの仲間のことです。 日本国内には35種類ほど生息しており、 冬の間、 種類が入れ替わりながらあらわれます。 オスははねがありますが、 メスははねが退化して飛ぶことができず、 フェロモンを出してオスを呼びます。 多くの成虫は、 口が退化しエサをとりません。