21世紀(せいき)(もり)広場(ひろば)

アキニレ

まだら模様(もよう)(みき)個性(こせい)(てき)

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特徴(とくちょう)

まだら模様(もよう)(みき)個性(こせい)(てき)目立ち(めだち)ます。
しなやかで細い(ほそい)(えだ)小さな(ちいさな)葉っぱ(はっぱ)は、 (かぜ)によくなびいて涼しげ(すずしげ)見え(みえ)ます。
成長(せいちょう)早く(はやく)(あつ)さや乾燥(かんそう)(かぜ)強い(つよい)ので、 荒地(あれち)(みどり)にするために使わ(つかわ)れることもあります。
本来(ほんらい)本州(ほんしゅう)中部(ちゅうぶ)地方(ちほう)より西(にし)生える(はえる)()で、 東日本(ひがしにっぽん)のものは(うえ)栽、 またはそこから(たね)飛ん(とん)でふえたものです。

みんなの投稿(とうこう)

以下(いか)情報(じょうほう)は、 関東(かんとう)地方(ちほう)基準(きじゅん)にしています。 エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの()があります。

()(がた)

海辺(うみべ)など暖かい(あたたかい)地域(ちいき)では成長(せいちょう)早く(はやく)大きな(おおきな)()多い(おおい)です。
しなやかで細い(ほそい)(えだ)(かぜ)になびいて涼しげ(すずしげ)です。

  • 成長(せいちょう)早く(はやく)()大きい(おおきい)わりに、 (えだ)細かく(こまかく)葉っぱ(はっぱ)小さい(ちいさい)
    写真(しゃしん) / MayaN

  • 京都(きょうと)府立(ふりつ)植物(しょくぶつ)(えん)のアキニレの巨木(きょぼく)
    写真(しゃしん) / MayaN

  • コンクリートの隙間(すきま)落ち(おち)(たね)からも成長(せいちょう)する
    写真(しゃしん) / MayaN

  • 紅葉(こうよう)したアキニレ
    写真(しゃしん) / MayaN

()

()大き(おおき)さの対し(たいし)て、 小さな(ちいさな)葉っぱ(はっぱ)です。
表面(ひょうめん)がテカテカ。 常緑樹(じょうりょくじゅ)葉っぱ(はっぱ)のように見え(みえ)ますが(あき)には紅葉(こうよう)して落葉(らくよう)します。

  • 小さめ(ちいさめ)のテカテカの葉っぱ(はっぱ)
    写真(しゃしん) / MayaN

  • 特に(とくに)小さな(ちいさな)()(えん)(ふち)がギザギザなのが目立つ(めだつ)
    写真(しゃしん) / MayaN

(はな)

(あき)小さな(ちいさな)(はな)()付け根(つけね)にたくさん咲き(さき)ます。
両性(りょうせい)(はな)最初(さいしょ)雄しべ(おしべ)後で(あとで)雌しべ(めしべ)がのびます。

  • 雄しべ(おしべ)時期(じき)小さな(ちいさな)(はな)だが、 (いち)()にたくさん咲く(さく)のでみつけやすい。
    写真(しゃしん) / 庭木(にわき)図鑑(ずかん)植木(うえき)ペディア

  • 雄しべ(おしべ)終わっ(おわっ)(のち)雌しべ(めしべ)伸び(のび)てくる。
    写真(しゃしん) / MayaN

()

(はね)のついた(たね)ができます。 葉っぱ(はっぱ)落ち(おち)(のち)()残っ(のこっ)ていて、 寒風(かんぷう)吹か(ふか)れて少し(すこし)ずつ飛ん(とん)でいきます。

  • (はな)終わっ(おわっ)(のち)すぐにできる()(あか)黄色(きいろ)熟す(じゅくす)
    写真(しゃしん) / MayaN

  • 実は(じつは)最後(さいご)茶色く(ちゃいろく)なる
    写真(しゃしん) / MayaN

  • (かぜ)弱い(よわい)ところでは、 落葉(らくよう)しても()だけ残る(のこる)(えだ)振る(ふる)と、 (いち)()によく飛ぶ(とぶ)ので面白い(おもしろい)
    写真(しゃしん) / MayaN

  • 最後(さいご)まで()残っ(のこっ)()少し(すこし)寂しげ(さびしげ)
    写真(しゃしん) / MayaN

(みき)

まだら模様(もよう)ひび割れ(ひびわれ)(みき)は、 個性(こせい)(てき)目立ち(めだち)ます。
()によって様々(さまざま)模様(もよう)をしています。

  • まだら模様(もよう)見える(みえる)(みき)
    写真(しゃしん) / 千葉(ちば)()美浜(みはま)()

  • 表面(ひょうめん)(かわ)はげ落ちる(はげおちる)途中(とちゅう)で、 荒々しく(あらあらしく)見える(みえる)樹皮(じゅひ)もある
    写真(しゃしん) / 千葉(ちば)()美浜(みはま)()

冬芽(とうが)

細い(ほそい)(えだ)小さく(ちいさく)扁平(へんぺい)()がつきます。 ()(こん)のお(かお)は、 (ちから)抜け(ぬけ)感じ(かんじ)愛嬌(あいきょう)のあるお(かお)です。

  • (ちから)抜け(ぬけ)ているが、 はっきりとしたお(かお)
    写真(しゃしん) / Tamacha

  • 大小(だいしょう)()並ん(ならん)でつくことがある。
    写真(しゃしん) / MsakoT

  • (えだ)()細かく(こまかく)灰色(はいいろ)っぽい()がある。
    写真(しゃしん) / Tamacha

(ひと)との関わり(かかわり)

アキニレの樹皮(じゅひ)粘り(ねばり)があり、 (むかし)屋根(やね)(かわら)をくっつける接着(せっちゃく)(ざい)になっていたそうです。 植木(うえき)()さんが(えだ)剪定(せんてい)していると、 はさみがダメになると困っ(こまっ)てしまう()です。

  • 樹皮(じゅひ)叩い(たたい)てつぶして、 ()同士(どうし)接着(せっちゃく)(くっつくが、 取ろ(とろ)うとすると素直(すなお)にとれる)
    写真(しゃしん) / minaei

名前(なまえ)由来(ゆらい)

ニレは樹皮(じゅひ)傷つける(きずつける)粘液(ねんえき)()てきて濡れる(ぬれる)ことから濡れ(ぬれ)→ニレになったと言わ(いわ)れています。 (はな)(あき)だから「アキニレ」と呼ば(よば)れるようになりました。 よく()(はな)()(はる)につける「ハルニレ」という()もあります。

その他(そのた)情報(じょうほう)

アキニレは、 ニレ()樹木(じゅもく)(なか)でニレ(りつ)枯病(たちがれびょう)に非常(ひじょう)にかかりにくいことが知ら(しら)れています
※ニレ(りつ)枯病は1900年代(ねんだい)、 ヨーロッパ、 (きた)アメリカ、 ニュージーランドのニレ科の木(しなのき)(だい)流行(りゅうこう)しました。 かつてヨーロッパの風景(ふうけい)をつくっていたニレ()大木(たいぼく)大量(たいりょう)枯れ(かれ)ました。 (くに)によってはその9(わり)枯れ(かれ)てしまったと言わ(いわ)れています。

性格(せいかく)

(たね)がたくさん飛ん(とん)で、 隙間(すきま)から芽生える(めばえる)ことも多い(おおい)()で、 まるで雑草(ざっそう)のような(つよ)さを感じ(かんじ)ます。 経験(けいけん)をつみあげて大木(たいぼく)になるというより、 とりあえず(すう)打て(ぶて)ば、 どれかが大きく(おおきく)なれるだろうという、 失敗(しっぱい)恐れ(おそれ)ない行動(こうどう)()暖かい(あたたかい)場所(ばしょ)ではガツガツ生き(いき)ます。

  • 伐採(ばっさい)されても、 切り株(きりかぶ)からたくさんの(えだ)(ひこばえ)
    写真(しゃしん) / minaei

体験(たいけん)遊び(あそび)

アキニレの樹皮(じゅひ)粘り(ねばり)があり、 (えだ)()づちでたたくとネバネバしてきます。 (むかし)接着(せっちゃく)(ざい)だったそうですが、 割れ(われ)たお(さら)をくっつけるほどの接着(せっちゃく)(りょく)はありません。 (しょう)(えだ)をトンカチでつぶして、 ネバネバを出し(だし)てみましょう。

また、 アキニレの実は(じつは)むかし救荒(きゅうこう)植物(しょくぶつ)日照り(ひでり)などで作物(さくもつ)不作(ふさく)食べ物(たべもの)無くなっ(なくなっ)(とき)食べる(たべる)もの)でした。 小さな(ちいさな)実は(じつは)(ひかり)にかざすと真ん中(まんなか)丸い(まるい)(たね)透け(すけ)見え(みえ)ます。 周り(まわり)(かわ)をむいて(なか)のタネを味見(あじみ)してみる?

  • えだごと叩く(たたく)(かわ)がむける
    写真(しゃしん) / minaei

  • (みず)少し(すこし)加え(くわえ)叩く(たたく)とネバネバする
    写真(しゃしん) / minaei

  • ()同士(どうし)ならくっつくが、 簡単(かんたん)取れる(とれる)
    写真(しゃしん) / minaei

関わり(かかわり)深い(ふかい)生き物(いきもの)

()(むし)食べ(たべ)あとだらけ!ニレハムシのしわざかもしれません。 カワラヒワ、 マヒワ、 アトリなどの(とり)はアキニレのタネが(だい)好物(こうぶつ)

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