緑化推進拠点(千葉)

カシワ

柏もちの葉っぱ

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特徴

葉は、 冬枯れても木にずっと残っています。
大きな葉は柏餅(かしわもち)をつつむのに使われます。

以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形

この葉は大きく目立ち、 冬も落ちないで木に残っています。 葉は次の新芽が出る頃落ちます。

  • 冬枯れても枯れた葉は木についたままになることが多く次の春に新芽が出てくると落ちる
    写真 / MayaN

  • ドングリの仲間では葉が一番大きい
    写真 / YukiSano

  • 北国では元気いっぱい大木に育ち寒さに強く北海道では畑や海岸の防風林としてよく植えられる
    写真 / YukiSano

大きな角(かど)の丸い切れ込みの入った葉っぱが特徴で、 冬寒くなっても葉が木にずっとついていることが多いです。
北海道では、 借りたお金を返すつもりがないときに「カシワの葉っぱが落ちたら、 お金を返す」という言い方をするそうです。

  • はっきりしたギザギザが特徴
    写真 / MayaN

  • 雪がつもってもなお木についているカシワの葉
    写真 / YukoSano

雄花は紐のように垂れ下がり雌花はとても小さいです。

  • 写真 / 庭木図鑑植木ペディア

ふさふさの帽子の丸くて大きなドングリです。

  • ふさふさの帽子の丸くて大きなドングリ
    写真 / 大作晃一

  • 成長途中のドングリは帽子がライオンのたてがみのよう
    写真 / MayaN

幹・枝

深い皺があります。 コルク質なことから火事でも燃えにくいです。

  • 深い溝が入っている。
    写真 / YukiSano

名前の由来

米を炊いて盛るのに使われた葉だったことから「炊ぐ葉(かしぐは)」が「カシワ」になったと言われています。

その他の情報

柏の葉は、 新芽が育つまで古い葉は落ちずにつき続けています。 それが「家が絶えない」から「子孫繁栄の縁起の良い葉」となり、 柏の葉で包んだお餅をお祝いに食べるようになったと言われています。

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