木の高さは10~20m。成長が早く大きな木が多く見られます。
幹は太いのですが、繊細な細い枝を伸ばします。

ムクノキ
葉の表面がガサガサでヤスリにも使われた

ムクノキの特徴
とても早く成長する木です。良く似たエノキとは葉の表面を指でなでるとガサガサしているので分かります。
秋にみのる黒い実は、干し柿のような味でほんのり甘いです。
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以下の情報は、関東地方を基準にしています。エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形
葉
4-10cm。表面はヤスリになるほどザラザラしています。
三本の葉脈が目立ちます。
花
雌花と雄花が同じ木に咲きます。
ともに小さな花です。
実
黒く熟した実は、干し柿のような味です。
幹
老木になると、樹皮がはがれてきます。また根元は板根状(根元が板のようにせり出す)になります。
名前の由来
椋鳥(ムクドリ)が大好物の実をつける木だから椋木(ムクノキ)と呼ばれたという説があります。
関わりが深い生き物
ナミガタチビタマムシは、春~秋に見られる小さなタマムシ。葉をふちから食べ、葉が食べあとだらけになります。ヤノナミガタチビタマムシという似ている種類がおり、見分けは難しいです。干し柿のようにおいしい実は、鳥の大好物。どんな鳥が食べに来るでしょうか。
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