比較的背の低い木です。
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特徴
花を愛でるために改良されたモモの品種群を指します。 桜の花の咲く時期の前後に満開になります。 あでやかなピンクや赤、 白色の花が咲きます。
モモの紹介はこちらをご覧ください。
以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
縁がギザギザの細長い葉っぱです。
互生(葉が枝に交互につくこと)です。
花
葉が出てくると同時に咲きます。 桜より花が大きめで柄の短い花が並んで咲くので華やかに見えます。
実
実の表面にビロードのような毛が生えています。
食用にはなりませんが、 熟すと良い香りがします。
幹・枝
黒褐色。
横長の皮目(ひもく)があり、 不規則な割れ目が入ります。
冬芽・葉痕
毛むくじゃらの冬芽は個性的です。
人との関わり
中国ではモモは邪気を払う木として尊ばれてきました。 それが日本に渡来して、 桃太郎伝説やモモの節句・ひな祭りにつながったと考えられます。
名前の由来
実が多くつくことから「百(モモ)」、 または実が赤いことから転じて「燃える実」→「燃え実」→モモとなったという説もあります。
関わりが深い生き物
バラ科植物を食べるイモムシ・ケムシが葉を食べます。
モモノゴマダラノメイガやモモスズメなど、 「モモ」の名前がつけられたガもいます。