モモ

()除け(のけ)(ちから)がある()

特徴(とくちょう)

(はる)(えだ)にびっしりと咲く(さく)(はな)は、 華やか(はなやか)です。
古代(こだい)から中国(ちゅうごく)でモモには魔よけ(まよけ)(ちから)があるとい伝え(つたえ)られてきました。 それが日本(にっぽん)伝わり(つたわり)桃の節句(もものせっく)ひな祭り(ひなまつり)桃太郎(ももたろう)伝説(でんせつ)につながったと考え(かんがえ)られています。
(はな)愛でる(めでる)品種(ひんしゅ)「ハナモモ」の紹介(しょうかい)はこちらをご覧(ごらん)ください。

以下(いか)情報(じょうほう)は、 関東(かんとう)地方(ちほう)基準(きじゅん)にしています。 エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの()があります。

()(がた)

比較的(ひかくてき)()低い(ひくい)()です。

  • 写真(しゃしん) / 2022.4.7 茨城(いばらき)(けん)筑波(つくば)実験(じっけん)植物(しょくぶつ)(えん) htanaka

()

(えん)がギザギザの細長い(ほそながい)葉っぱ(はっぱ)互生(ごせい)(()(えだ)交互(こうご)につくこと)です。

  • 細長い(ほそながい)葉っぱ(はっぱ)は、 近い(ちかい)仲間(なかま)のウメやサクラとかなりイメージが異なる(ことなる)
    写真(しゃしん) / () : MayaN

(はな)

()()てくると同時に(どうじに)咲き(さき)ます。 ()短い(みじかい)(はな)(えだ)(さき)並ん(ならん)咲き(さき)ます。

  • 白鳳(はくほう)という食用(しょくよう)品種(ひんしゅ)(はな)
    写真(しゃしん) / 2022.4.7 茨城(いばらき)(けん)筑波(つくば)実験(じっけん)植物(しょくぶつ)(えん) htanaka

  • (さくら)(はな)()ているが少し(すこし)大きい(おおきい)
    写真(しゃしん) / 2021.3.18 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MayaN

  • ()短い(みじかい)(はな)(えだ)(さき)並ん(ならん)咲き(さき)ます。
    写真(しゃしん) / 2022.4.7 茨城(いばらき)(けん)筑波(つくば)実験(じっけん)植物(しょくぶつ)(えん) htanaka

()

()表面(ひょうめん)にビロードのような()生え(はえ)ています。 果実(かじつ)はよい香り(かおり)がして食べ(たべ)られます。 (品種(ひんしゅ)により()大き(おおき)さには()があります。 また()がならない品種(ひんしゅ)()食用(しょくよう)向か(むか)ない品種(ひんしゅ)もあります。 )

  • (もも)実は(じつは)表面(ひょうめん)にビロードのような()生え(はえ)ています。 真ん中(まんなか)のお(しり)のような割れ目(われめ)特徴(とくちょう)
    写真(しゃしん) / () : MayaN

  • 市販(しはん)(もも)()半分(はんぶん)切る(きる)真ん中(まんなか)には大きな(おおきな)(たね)が1()入っ(はいっ)ている。
    写真(しゃしん) / 2021.8.23 MayaN

冬芽(とうが)

毛むくじゃら(けむくじゃら)冬芽(とうが)個性(こせい)(てき)です。

  • ふわふわの()生え(はえ)冬芽(とうが)は、 特徴(とくちょう)がある
    写真(しゃしん) / 2021.12.19 千葉(ちば)()若葉(わかば)() MayaN

  • 冬芽(とうが)(えだ)(さき)並ぶ(ならぶ)様子(ようす)個性(こせい)(てき)
    写真(しゃしん) / 2021.12.19 千葉(ちば)()若葉(わかば)() MayaN

(ひと)との関わり(かかわり)

中国(ちゅうごく)ではモモは邪気(じゃき)払う(はらう)()として尊ば(たっとば)れてきました。 それが日本(にっぽん)渡来(とらい)して、 桃太郎(ももたろう)伝説(でんせつ)やモモの節句(せっく)ひな祭り(ひなまつり)につながったと考え(かんがえ)られます。

(もも)(じん)(もも)(たね)(かく)取り出し(とりだし)て、 日干し(ひぼし)したものです

  • 3(つき)3(にち)桃の節句(もものせっく)ひな祭り(ひなまつり)は、 女の子(おんなのこ)健やか(すこやか)成長(せいちょう)願う(ねがう)
    写真(しゃしん) / 2009.3.3 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MayaN

名前(なまえ)由来(ゆらい)

()多く(おおく)つくことから「(ひゃく)(モモ)」、 または()赤い(あかい)ことから転じ(てんじ)て「燃える(もえる)()」→「燃え(もえ)()」→モモとなったという(せつ)もあります。

その他(そのた)情報(じょうほう)

モモはスモモ(プラム)やアーモンドと近い(ちかい)仲間(なかま)でよく()ています。

  • すももの()。 すもも(プラム)はモモと()ているが、 冬芽(とうが)()表面(ひょうめん)()がないので区別(くべつ)できる。
    写真(しゃしん) / 2021.6.5 千葉(ちば)(けん)大多喜(おおたき)(まち) MayaN

関わり(かかわり)深い(ふかい)生き物(いきもの)

バラ()植物(しょくぶつ)食べる(たべる)イモムシ・ケムシが()食べ(たべ)ます。 モモノゴマダラノメイガやモモスズメなど、 「モモ」の名前(なまえ)がつけられたガもいます。
おいしいモモの()には、 昼間(ひるま)はムクドリやヒヨドリなどの(とり)が、 夜間(やかん)夜行(やこう)(せい)のアケビコノハなどの果物(くだもの)(しる)吸う(すう)ガがやって来(やってき)ます。