高さ2mくらいまで大きくなります。 よく枝分かれし、 株立ちの樹形になります。
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特徴
名前に似合わず、 花はゴージャスで、 実は漢方薬にもなる多彩な木です。
美しいのでつい近づいてしまいますが、 長いトゲに注意してください。
ボケという名前は、 「木になる瓜(うり)」→「木瓜(もっか)」→「もけ」→「ボケ」となったと言われています。
みんなの投稿
以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
楕円形でふちに鋭いギザギザがあります。 しばしば葉っぱの付け根に丸い托葉が付き特徴的です。
花
両性花と雄花が混ざって咲きます。
春に咲く花は鮮やかで目立ちます。 赤一色の花を咲かせる品種や一本で色とりどりの花を咲かせる品種があります。
実
梨を少し小さくしたような実です。
乾燥させてものが漢方薬になります。
幹・枝
灰色がかった幹で、 枝はスベスベしていますが、 鋭いトゲがあります。
冬芽・葉痕
花芽や葉芽は長い枝の横に付きます。 枝の先端には葉芽が付きます。
人との関わり
明治、 大正時代に多くの園芸品種が作出されました。 クサボケとの雑種アイノコボケに由来する栽培品種も多く区別が難しい場合があります。 トゲがあるので生垣として用いられることもあります。
名前の由来
実が瓜に似ており、 木になる瓜で「木瓜(もっか)」と呼ばれたことがモケに転じてボケと呼ぶようになったと言われます。
その他の情報
古くから多色多彩な花が人気で、 小さく盆栽にしてよく花屋さんで売られています。