落葉低木で高さ4mぐらいになります。 夏から秋にかけて枝の上の方に花を付けます。 成長が早いので根元でバッサリ切られて坊主になることもしばしばあります。
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特徴
フヨウの八重咲きの品種です。 漢字で「酔芙蓉」と書き、 お酒を飲んで顔が赤くなっていくかのごとく、 花の色が白から淡い紅色に変わります。
思わず「怪物か⁈」と言葉が出るほど、 成長が非常に早い一面もあります。
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以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
柄が長く、 切れ込みのある大きな葉です。 葉には毛があり、 触るとざらつきます。
花
フヨウはほとんど色が変わりませんが、 スイフヨウの花は朝は白色で午後は淡い紅色になります。
実
フヨウと同じく、 毛だらけの動物の足みたいな実です。 球形で熟して5つに裂け、 肉球の代わりに 毛のついた種が出ます。
幹・枝
新しい枝は、 草のような黄緑色で、 2年目からは白っぽい褐色になります。
冬芽・葉痕
薄茶色の細かい毛がたくさんあり、 芽鱗はありません。 丸みのカーブがきれいな葉痕の維管束痕は、 ぐるりと円形に並んでいます。
名前の由来
花が白から淡い紅色に変わるので、 お酒を飲んで赤くなった様に例えられ「酔芙蓉」と名を付けられたといわれます。 芙蓉は中国ではハスの意味。 大きな花という意味もあります。 ハスの花に似ているので、 フヨウとなりました。