ハコネウツギ

(しろ)からピンク、 紅色(こうしょく)(はな)(いろ)がどんどん変わっ(かわっ)ていく()

特徴(とくちょう)

初夏(しょか)咲く(さく)白い(しろい)(はな)はだんだピンク色(ぴんくいろ)紅色(こうしょく)変わっ(かわっ)ていき、 色とりどり(いろとりどり)(はな)(いち)()咲い(さい)ているように見え(みえ)ます。
潮風(しおかぜ)強く(つよく)(うみ)近く(ちかく)植え(うえ)られているところよく見かけ(みかけ)ます。

みんなの投稿(とうこう)

以下(いか)情報(じょうほう)は、 関東(かんとう)地方(ちほう)基準(きじゅん)にしています。 エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの()があります。

()(がた)

下部(かぶ)からよく(えだ)分かれ(わかれ)こんもりと茂り(しげり)ます。 成長(せいちょう)すると(たか)さ5mぐらいになります。

  • (した)から細い(ほそい)(えだ)がたくさん出る(でる)
    晩秋(ばんしゅう)黄葉(こうよう)したハコネウツギ
    写真(しゃしん) / 2020.12.23 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MayaN

()

()(なが)さは6~16㎝。 先端(せんたん)鋭く(するどく)とがり、 (えん)には細かい(こまかい)ギザギザがあります。

  • (えん)細かい(こまかい)ギザギザがあり全体(ぜんたい)少し(すこし)波打っ(なみうっ)ているような感じ(かんじ)
    写真(しゃしん) / 2020.8.10 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MayaN

  • 芽吹き(めぶき)(はな)咲い(さい)たようで可愛らしい(かわいらしい)
    写真(しゃしん) / 2021.3.6 東京(とうきょう)()文京(ぶんきょう)() MasakoT

(はな)

(えだ)(さき)に2~3()ずつ(はな)をつけます。 花色(はないろ)咲き(さき)始め(はじめ)白く(しろく)、 しだいにピンク色(ぴんくいろ)紅色(こうしょく)へと変化(へんか)します。

  • 色とりどり(いろとりどり)(はな)咲い(さい)ている様子(ようす)がとても華やか(はなやか)
    写真(しゃしん) / 2018.5.10 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MayaN

  • (はな)拡大(かくだい)
    写真(しゃしん) / 2018.5.10 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MayaN

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(つつ)(じょう)()です。 11月頃(つきごろ)茶色(ちゃいろ)熟す(じゅくす)(つつ)裂け(さけ)て、 (ちゅう)から小さな(ちいさな)(たね)飛び出し(とびだし)ます。 (たね)には(つばさ)があり、 (かぜ)によって遠く(とおく)飛ん(とん)でいきます。

  • (つつ)(じょう)実は(じつは)熟す(じゅくす)とぱかーんと二つ(ふたつ)裂け(さけ)(たね)()てくる
    写真(しゃしん) / 2021.2.24 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MayaN

  • (たね)小さい(ちいさい)一つ(ひとつ)一つ(ひとつ)(つばさ)がついている
    写真(しゃしん) / 2021.1.21 千葉(ちば)(けん)船橋(ふなばし)() MayaN

(みき)

樹皮(じゅひ)(はい)褐色(かっしょく)です。 薄く(うすく)はがれて、 (たて)深い(ふかい)(しわ)(しわ)が入っ(はいっ)たように見え(みえ)ます。

  • 写真(しゃしん) / 2020.8.11 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MayaN

冬芽(とうが)

(えだ)途中(とちゅう)についている冬芽(とうが)は2()ずつ(たい)になっています。

  • 写真(しゃしん) / 2021.2.21 千葉(ちば)()美浜(みはま)() MayaN

名前(なまえ)由来(ゆらい)

(くき)空洞(くうどう)なので「空木(うつぎ)(うつぎ)」。 「箱根(はこね)」に多い(おおい)植物(しょくぶつ)誤解(ごかい)されたので「ハコネウツギ」と名前(なまえ)がついたと言わ(いわ)れています。 海岸(かいがん)多い(おおい)植物(しょくぶつ)なのに、 なぜ箱根(はこね)にあると誤解(ごかい)されたかは不明(ふめい)です。 ですが、 最近(さいきん)箱根(はこね)低地(ていち)には自生(じせい)することがわかってきました。
また、 同じ(おなじ)()白く(しろく)(はな)赤い(あかい)(はな)混ざり(まざり)合う(あう)ことから(にしき)(たい)(はな)(きんたいか)という中国(ちゅうごく)(めい)や、 「ゲンペイウツギ(源平(げんぺい)空木(うつぎ))」といった別名(べつめい)もあります。

関わり(かかわり)深い(ふかい)生き物(いきもの)

(はな)には、 アゲハチョウやクマバチがやってきます。 クマバチは(はな)根元(ねもと)(あな)をあげて(みつ)盗ん(ぬすん)でいるようです。

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