ヌカボシクリハラン

木によじ登るプラネタリウム

  • 木の幹や岩場に生える。
    写真 / 2025.4 千葉県 S.Ikeda

  • 根茎を長くはって幹をよじ登る。
    後ろの大きいシダは南方系のヒリュウシダ
    写真 / 2024.4 沖縄県本島 S.Ikeda

  • 岩場に群生する集団。
    写真 / 2025.4 千葉県 S.Ikeda

  • 葉先。
    なだらかに細くなる。
    写真 / 2025.4 千葉県 S.Ikeda

  • 葉の中部。
    やわらかくてツルっとした質感。
    脈は太い中心のものを除いて見えない。
    クリハランはより紙っぽくて幅があり、 側脈がはっきり見える。
    写真 / 2025.4 千葉県 S.Ikeda

  • 葉の下部。
    三角状に細くなって、 長い葉柄に流れる。
    写真 / 2025.4 千葉県 S.Ikeda

  • 葉裏。
    円形の胞子のう群を多くつける。
    これが糠星に例えられた。
    写真 / 2025.4 千葉県 S.Ikeda

  • 胞子のう群は円形。
    その上に包膜や鱗片はない。
    ヤノネシダの胞子のう群は卵形の鱗片に覆われる。
    写真 / 2025.4 千葉県 S.Ikeda

  • 葉柄基部。
    鱗片は少ない。
    根茎には茶色の鱗片を密につける。
    写真 / 2024.4 沖縄県本島 S.Ikeda

  • 新芽。
    クルクル。
    写真 / 2024.4 沖縄県本島 S.Ikeda

  • 手の届かないところまで高くよじ登ることも。
    本州や四国には少なく、 九州以南に多く分布する。
    写真 / 2025.4 千葉県 S.Ikeda

特徴

南方に分布し、 幹などによじ登って葉を垂らすシダ。 糠星(ぬかぼし : 夜空にたくさん散らばる星)の通り、 葉裏に星が散りばめられたように、 円形の胞子のう群が多くつきます。 クリハランに似ていますが、 よりやわらかくツヤが強くてスリムな葉形で、 側脈が目立たないなどの違いがあります。
 
葉の長さ : 12~35cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低山の樹幹や岩場
分布 : 本州(千葉以西)、 四国、 九州、 琉球、 小笠原(母島)、 朝鮮、 台湾、 中国、 南アジア、 東南アジア

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

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